組織概要

「シッダールタズ・インテント(Siddhartha's Intent)」は、1986年にオーストラリアで発足した「シッダールタズ・インテント・サウザン・ドア(現シッダールタズ・インテント・オーストラリア)」を皮切りに、世界各地に設立された非営利の支部からなるネットワークです。現在は北アメリカ、メキシコ、インド、香港、ヨーロッパ、台湾、日本などに支部を置き、仏法を保存し、育む活動をおこなっています。ゾンサル・ケンツェ・リンポチェとつながりをもつ組織の名称は「シッダールタズ・インテント」に限定されず、最近では中国に「正見(Almost Buddhist)」が設立されました。

仏法の繁栄に適した環境を築き、文化や伝統といった枠組みをこえて仏陀の教えへの関心や理解を深めるという共通の願いのもと、各支部がそれぞれの特色を生かしながら法話や講義を企画しています。

「シッダールタズ・インテント」のロゴは、サーンチーの大ストゥーパを囲む四つの記念門のうちの一つを描いたものです。このストゥーパは、紀元前3世紀にインド亜大陸のほぼすべてを支配したマウリヤ朝のアショーカ王が造らせた、インドで最も古い石材構造物です。アショーカ王はインドにおける最も偉大な皇帝の一人であり、数々の侵略を経て現在のインドのほぼ全土を統治しました。紀元前260年頃、侵略欲に駆られたアショーカ王はカリンガ国(現在のオリッサ州)との間で凄惨な戦争を経験しますが、大量の死を目にしたのち、仏教に深く帰依するようになります。その後アショーカ王は、仏教をアジアに広く行き渡らせるため尽力しました。

※「シッダールタズ・インテント」とは、英語で「シッダールタ(釈尊)の意図」を意味する言葉です。